[小規模事業者持続化補助金 ちょっとご報告]採択後の実績報告書等の書類作成で小姑になるw!

ヒロ行政書士オフィス

小姑!?何の事?ですよね。でも私は実績報告書の書類作成に小姑根性丸出しで挑みました💓

小規模事業者持続化補助金が採択された後こそ、補助金申請の本番かもしれない!

小規模事業者持続化補助金が無事採択されヤッターと喜んだのも束の間、今度は実績報告書の作成という大きな山場を越えなければなりません。

この山場を越えて、確定通知書が商工会議所から届いたとき、はじめてホッと出来る。

これが補助金申請の長丁場の戦いが終わる時です。

大まかな流れとしては、採択された後、補助事業の定められた実施期間内に本補助金の取り組みを修了させます。

そしてこの期間内に補助事業に係る経費の支払いを完了させることも着々と遂行しなければならないのです。

この取り組みでよくあるのが、新規事業のホームページ作り、告知チラシの制作などになります。

ですが、これただ外注に発注して作れば終わりということではないのでご注意ください。

きちんと配布したという事実証明が必要で、配布先リストという書面を作成しなければなりません。

私は採択後のサポートまで行わせて頂いておりますので、企業様と一緒にこの配布先リストを作成しました。

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配布も少し手伝わせてもらってしまったりして💓結構楽しかったです

後で補正の対象になったら厄介だと考え、〇〇駅前で何枚、〇〇付近で何枚・・・なんて番長皿屋敷なみに比較的しっかりと枚数は確認しながら配布してしまいました。

これは本当の皿屋敷

経費一覧表の作成に地味に手間取りました

経費支出書類では、補助事業の手引きに沿って経費支出の一覧表を細密に作成していきます。

商工会議所の方で作成してくれたエクセルシートがあり、まずはこの中に片っ端から経費を打ち込み、ここの数字を商ひょう番号として自分で作る書面と合わせナンバリングをしていきます。

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ここでマクロがズレて、その修正に手間取ってしまった。
なんてことは口が避けても言えません。。。

仕上げに付箋をつけこのナンバリングが見えやすいようにして完成です。この辺りは工作のようで若干楽しいです♪

ここで結構大変だったのは、書類が揃わなかった事です。

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なんだぁ!そんな簡単なことなんて思わないでくださいねw

具体的には、経費支出一覧表の作成にあたっては見積書、発注書、納品書、請求書、振込の控え、写真、配布先リストと一連の証拠書面を順番にまとめていきます。

経費の中にはいちいち発注書を発行していなかったり、納品書が抜けていたりとするものが多々あります。

このような場合、発注書の代わりにメールで発注していた証拠があればそれを添付したりと比較的地味に細かい作業を繰り返して経費一覧表を仕上げなければなりませんでした。

これが、自分で発注から納品まで管理出来ているものだったら、比較的容易かもしれません。

しかし数人で事業の遂行をおこなっている場合、このあたりの事を事前に発注から納品までの書類の保存ルールについても伝えておくことや、担当者を決めておくこと大事だと思います

なんせ、採択後半年以上は事業実施期間があるので、始めに関係者にお伝えしておかないと、後からあれがない、これがないとなり期限間近になってパニックになってしまったら大変です。

補助事業の手引きににも、証拠書類が確認できない場合は補助対象とすることが出来ないと、明確に書かれていますので、ここはホント大事です。

小姑のように会社の備品をチェックする

今回採択後のサポートさせて頂いている中で少し厄介だったのは、事業再開枠で補助される経費支出一覧を作ることでした。

それは、消毒費用、マスク費用、清掃費用など、コロナウィルス対策費用に当てた経費の補助をしてもらうために証拠書面を作っていくのです。

これがなんと消耗品の場合、現在の使用量を提示し、その分に対して補助金が出るという流れなのです。

具体的には、アルコール消毒として除菌シートを◯月◯日に購入した場合、現時点で消費量が8割だった場合、8割分の補助金額を請求出来ることとなります。

使い切ってしまったものは全額請求できるとして、実績報告書を提出する直近に買ったものなどは注意が必要になるのではないでしょうか。

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はい、もちろん小姑のごとく、他所様の会社の備品の使用量を確認しましたよ。こういうところは主婦感覚の自分が現れ、かなり細かく見ちゃいました。

最後に

小規模事業者持続化補助金を申請サポートから採択後の実績報告書作りまでサポートさせて頂きましたが、本当に素晴らしい補助金で、多くの中小企業・個人事業主の方に開かれたチャンスなのだと思います。

事業計画を作るにあたっても、会社の将来をしっかりと考える機会にもなりますし、採択されたなら新規事業を行うにあたって背中を押してもらえたような力強い気持ちにもなるのではないでしょうか。

もしも仮に不採択であったとしても、事業内容を見直し、社内で新規事業の練り直しをして再度申請してみるという前向きに考えるきっかけにも出来るかと思います。

私がサポートさせて頂いた会社様は、まだ、確定通知書を頂いておりませんので、今後補正のメールや確認の連絡がくる可能性もあります。

補助金の振込があったと会社様からご連絡を頂く日を楽しみにしながら、随時情報を追記させて頂きます。